なぜ、クボタがエンジンをつくり始めたのか

水道用鉄管メーカーとして地位を確立し事業を拡大していったクボタは、新たな事業を模索していました。参入した自動車製造にも不振が続き、打開策を検討していました。さらに、第一次世界大戦後の不況と日本を襲った干ばつは、国内の産業にも農業にも大きな打撃となっていました。そんな頃、クボタに大きな転機が訪れることになります。