潤滑装置
潤滑装置とは、エンジンを円滑に動かすため、エンジンのあらゆる部位にエンジンオイルを行き渡らせ循環させる装置です。エンジン運転中に、各摩擦部分に潤滑油を与えて油膜をつくり、金属が直接摩耗するのをできるだけ少なくします。
潤滑油を各摩耗部に循環させて、摩擦熱や燃焼によって生じる熱の一部を油で冷却したり、摩耗によってできる細かい金属粉を油で洗い流すことなども潤滑の目的です。潤滑装置は、潤滑の方法によって「はねかけ式」、「圧送式」、「圧送はねかけ式」の3種類に分けることができます。