排出ガス規制
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排出ガス
排出ガスとは、エンジンより燃焼後に排出されるガスのことです。ガソリンやディーゼル燃料のような化石燃料は、大気中のガスと結合してエンジンで燃焼...
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CO2(二酸化炭素)
CO2(二酸化炭素)とは、炭素を含む物質が燃焼することで発生します。CO2の発生量は、20 世紀に入ってから、石油をはじめとした化石燃料の大...
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CO(一酸化炭素)
CO(一酸化炭素)とは、排出ガス中に含まれる成分の中、最も有害であると言われる物質であり、燃料(炭化水素)が酸素不足の状態で不完全燃焼した場...
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HC(炭化水素)
HC(炭化水素)とは、水素と炭素から成る化合物質の総称です。 光化学スモッグの原因にもなり、種類によっては、人体の呼吸器への影響があります。
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NOx(窒素酸化物)
NOx(窒素酸化物)とは、NO、NO2、N2O、N2O3などの種々の化合物の総称であり、高温で完全燃焼状態になると、窒素と酸素が結合して生成...
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PM(パティキュレートマター)
PM(パティキュレートマター)とは、ディーゼルエンジンから排出される、粒子状物質の総称です。 主に、黒煙(スス)、SOFと呼ばれる燃え残った...
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黒煙
黒煙とは、燃焼室の燃料が完全燃焼せずに煤として排出される現象で、粒子状物質の総称です。
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燃焼温度
燃焼温度とは、排気ガスの危険な構成要素である窒素酸化物(NOx)は、燃焼温度の上昇により空気中の窒素(N)と酸素(O)が結びついて発生します...
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熱発生
熱発生とは、「火焔伝播期間」に爆発的な燃焼で高い熱発生を起こし、シリンダ内の温度が急激に上昇します。 この時、NOx が生成されます。
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サルフェート
サルフェートとは、軽油燃料中の硫黄分から生成される物質です。 PM(パティキュレートマター)の主成分の1つです。
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硫黄分
硫黄分とはPM(パティキュレートマター)の主成分の1つです。エンジンの腐食、摩耗、またオイルの劣化に影響するので、なるべく少ない方がよいとさ...
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SPM
SPMとは、大気中に浮遊する粒子状物質の中、粒径が10 ミクロン以下のものを指し、環境基準が設定されています。
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排出ガス規制
排出ガス規制とは、エンジン排出ガスの成分の内、一酸化炭素、窒素酸化物、炭化水素、黒煙等の大気汚染物質の上限を定めた規制の総称です。 地球環境...
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DPF
ディーゼル微粒子捕集フィルタの項を参照。
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セジメンタ
セジメンタとは、燃料が燃料システムの別の部位に到達する前に、水滴や大き目の粒子を取り除く機構です。
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選択還元触媒
選択還元触媒とは、排ガス規制を満たすために触媒の助けでNOxを窒素および水に変換するのに使用する後処理技術です。
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DOC
ディーゼル酸化触媒の項を参照。
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ディーゼル酸化触媒
ディーゼル酸化触媒とは、DPFの上流に取り付けられ、排ガス温度を高めDPFに蓄積した炭素粒子を燃焼させるDPF再生を助ける触媒のことをいいま...
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アッシュ
アッシュとは、主にエンジンオイルの添加物に含まれる金属化合物に由来する不燃物質です。燃えずにDPF内にゆっくり堆積するため、DPFを分解して...
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洗浄
洗浄とは、DPFシステムの主要工程の1つで、アッシュまたは過剰なPMを除去する作業です。この作業を行うには特別な機器と研修が必要になります。
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捕集
捕集とは、DPFシステムの主要工程の1つで、PMが排気ガスに排出されないように捕捉することです。 DPFでは多孔質セラミックフィルタを使用し...
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再生
再生とは、DPFシステムの主要工程の1つで、蓄積したPMを除去する工程を指します。DPF内に堆積したPMにより最終的に孔が詰まるので、この工...
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後処理装置
後処理装置とは、クボタエンジンの排ガス中の有害物質を浄化するために用いられる装置を指します。
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ACU
ACUとは、クボタエンジンの後処理装置の一つであるSCRシステムを制御するためのコンピュータのことをいいます。