ブーストコンペンセータ
ブーストコンペンセータとは、ターボ仕様エンジンに採用されており、加給圧力に応じて燃料噴射量の補正を行なう装置です。
この装置はアクチュエータ(1)、ペレット(2)、アーム(3)、調整ボルト(4)
等で構成されています。
加給圧力が小さい場合(急加速時等)には余分な燃料噴射を抑制し、黒煙発生等を防止します。
加給圧力が大きい場合には十分な燃料噴射量を確保し、十分な出力を発生します。
冷時始動時にはペレットの作用により十分な燃料噴射を行なうことができ、良好な始動性を確保しています。